smetaクラウドとは?

smetaクラウドは、REASE(リース株式会社)による、家賃債務保証に特化した業務効率化と生産性向上を支えるクラウドサービスです。
REASEが自ら家賃債務保証サービスを運営する中で開発した業務支援システムがベースとなっています。現場の業務を深く理解した上で、審査や契約など、何かとアナログな業務の多い不動産賃貸におけるDXと効率化を実現します。

また、smetaクラウドは、個人の信用力を適正に評価する新たな信用のモノサシとして、賃貸に関する個人の信用価値の可視化・最大化に貢献します。賃貸人・仲介人の業務効率化だけでなく、賃借人の信用力の公正な判断にも繋がり、クリーンな不動産賃貸借を実現します。

従来の不動産賃貸借における課題とは?

今まで通り、人が家を借りて住むまでの流れとして、

  1. 物件を探している人が直接不動産会社に問い合わせる
  2. 不動産営業マンが複数の物件を提案・案内(営業)
  3. 申込受付・宅地建物取引士が契約の手順を説明
  4. 審査
  5. 契約金振込確認
  6. 契約成立
  7. 入居開始
  8. 賃料納入

という流れが一般的でした。
このように、対面・手作業の多い不動産業ですが、特に1、2番ではインターネットの活用によって営業担当の負担が軽減され、3の説明も現在は同意のもとオンラインでの説明が可能となっています。

しかし、その後の審査や契約書面の管理、滞納分の家賃の督促など、現在でも手作業が占める割合が高くなっています。

日本の不動産業界のDX化が必要となっている理由

まず、日本の不動産業界は海外の不動産業と比較して労働生産性が低いことが挙げられます。更に、ITリテラシーが高くないということも挙げられます。

日本の不動産業界のIT投資は、アメリカと比べて1割、労働生産性にも4割にとどまっています。
今まではひたすらアポを取って、顔が見える範囲で営業を行ってきた「街の不動産屋」でも、少子高齢化によって、より広範囲で顧客の獲得競争を行わざるを得ない可能性が浮上しています。
より生産性を高めるために、DX化が進みにくい契約や管理の部分でも、不動産テックの導入が必須となっているのです。

smetaクラウドの特徴は?

こうしたDX化が進みにくい契約や管理の部分で、AIやOCRを活用して様々な業務の自動化を実現してくれるのが、smetaクラウドです。

ここでは、その特徴をいくつかご紹介します。

入居審査業務をペーパーレス化により自動化

業務に関わるあらゆる情報を制限無くクラウド上に保管でき、アクセス可能です。
また、他サービスとの連携でWeb審査を簡易に実施したり、FAXで届く申込書をOCRで自動データ化することも可能です。
入力作業の軽減が叶い、確認が必要な際に資料を探しやすくなります。

契約管理業務の圧縮

電話対応履歴を音声録音と自動文字起こしで自動ログ化し(オプション)、審査結果帳票や契約情報の自動印字化によって、正確かつスピーディーに保存や閲覧が可能になります。
契約は何かと問題が起きやすい場面ですが、契約・審査までの過程や情報をデジタル化していつでも確認できるため、賃貸人・賃借人共に安心できる機能となっています。

督促業務圧縮

督促の中でも特に架電業務は、多大な時間と労力を要する業務です。
smetaクラウドでは、データのCSVインポートや各種決済代行サービスと連携でき、架電時間の設定や、反応が無い対象者へのオートコール設定、更に業務フローに合わせた細かなコミュニケーションを設計可能です。これにより、家電業務の負担を大幅に軽減できます。

smeta入居審査AIなど他サービスとの連携

smeta入居審査AIは、REASEが自ら家賃保証事業を運営する中で培ったノウハウをベースに、膨大な学習データに基づき不動産賃貸特化型の滞納確率予測アルゴリズムを搭載しています。

smetaクラウドと連携することで、審査業務の自動化を実現できます。
滞納予測を基にした適正賃料審査など「人間の感覚や経験」に依存する部分が大きく、自動化が困難な業務とされている家賃債務保証の入居審査において、賃貸に関する個人の信用価値の可視化・最大化を実現します。

また、web入居申込みサービスとの連携も可能です。
入居申込から審査、契約、管理までの一気通貫を目指すことができます。

盤石なセキュリティ対策

不動産テックが浸透していない現在、自社に合ったシステムやセキュリティ強化のために、自社開発に踏み切ろうと考えられることもあるのではないでしょうか。
家賃保証契約管理システムを自社開発する場合、数千万から億単位の開発費用に加え、サーバの管理・維持といったランニングコストも発生します。更に、VPNの整備も必要となります。
そうしたコスト、費用対効果を考慮したうえで、クラウドサービスを活用することも非常におすすめです。
smetaクラウドは、堅牢な基盤を採用したクラウドサービスとなっています。Webブラウザ経由でどこからでもセキュアに接続・利用可能で、月額利用料のみで常に最新の機能を利用可能です。

smetaクラウドまとめ

このように、契約・審査・管理までのDXで、不動産賃貸業の生産性を大幅に向上してくれるのがsmetaクラウドです。
AI審査やオートコールなど様々なオプションも用意され、滞納状況把握機能の強化など、随時機能もアップデートされています。

更に、代理店向けのサービスや、個人向けサービスなど、今後も賃借における個人の信用の可視化を強化できる他の便利なサービスが開発される予定となっています。
アナログな業務の軽減やペーパーレスなど、不動産業界の課題を大きく改善するsmetaクラウドが気になった方は、是非資料ダウンロードしてみてください!