アクセス解析ツールが現在注目を集まているのはご存じでしょうか?
営業力向上、マーケティング力向上のために自社でサイトを持つ企業は増加してきています。
しかし、サイトを立ち上げて終了ではありません。
そういった客層が、どの時間帯に訪問して、どういった情報に興味を持ったのか、商品購入につながったのかという分析ができなければ意味がないのです。
ここではアクセス解析ツールの導入メリットや選定する際のポイントなどについて紹介していきたいと思います。
また、アクセス解析ツールに関する資料のご紹介を行っておりますので、もし興味があればダウンロードしてみてください。

アクセス解析ツールとは?

まずはアクセス解析とはどういったものなのか、どういった目的のために利用するものなのかということについて紹介していきます。

アクセス解析とは?

アクセス解析とは自社のサイトを訪れたユーザーについて、およびユーザーの行動について分析をすることを意味しています。
・どういったルートで自社のサイトまでたどり着いたのか
・自社のサイトにどれくらいの時間とどまっていたのか
・自社のサイトを通じて商品を購入したのか
・自社のサイト内でどういった項目の情報を見ていたのか
といったことについて調査、分析をしていきます。

このアクセス解析を行うことで、自社のサイトが正常に稼働しているのか、どの情報が注目を集めているのか、どの部分が悪いのかといったことをはっきりさせて対応していくことが可能となります。
サイトを改善していくためには、どこが良くて、どこが悪いのかをはっきりさせる必要があるため、このアクセス解析が必要となるのです。

アクセス解析ツールを利用する目的とは?

アクセス解析を行うと言っても、実際にユーザーの行動分析を手作業で行うことは現実的ではなく、アクセス解析ツールを利用することとなります。
このツールを導入する目的としては、自社のサイトを通して企業のイメージアップ、知名度アップ、商品の購入を促すということにつなげることがあります。
うまく会社の知名度が上がらない、商品の購入数が伸びないという場合はまずその原因をはっきりさせなければいけません。
原因は色々なことが考えられますので、その原因を解明することで適した対策をとることとなるのです。
サイトへのアクセス数自体が少ないのか、アクセスはされているのに商品が購入されていないのかということなどを解明していくのです。

アクセス解析ツール種類一覧

アクセス解析ツールには色々と種類があるのですが、大きく分けると3種類のデータ取得方法となります。
ここではそれぞれの種類について紹介していきます。

サーバーログ型

「サーバーログ型」はサーバーに記録されたアクセスログファイルをもとにしてデータを取得していくタイプとなります。
サーバーにアクセスされてページのリクエストが行われたという情報を「アクセスログファイル」としてサーバーに保存します。
保存されたサーバーのアクセスログファイルからアクセス解析サーバーがデータを取り込んでデータの解析を行います。

このサーバーログ型ではサーバーに記録された情報すべてを解析します。
そのためユーザーのアクセスだけではなく、クローラーによるアクセスも解析することが可能となるので、クローラーがどのようにサイトをクロールしているかということもつかむことができます。
また、サーバーにログがある限り、以前のアクセスについても解析することが可能となっています。
そういったメリットはあるものの、解析サーバーが定期的にデータを取得しているためにリアルタイム解析は行うことができません。
さらにWEBサイトの規模が大きくなるほど解析に時間がかかるというデメリットもあります。

Webビーコン型

「webビーコン型」はブラウザでページが表示される時に、それぞれのページに設定されているjavascriptが作動し、読み込まれたページの情報を解析サーバーに送信することでデータを取得します。
サードパーティーによって構築された解析マシンにデータを直接保存した上で解析します。

こちらのwebビーコン型のメリットはサードパーティーツールを使用することで自社で専用のサーバーを設定する必要がないため、簡単に導入できるということです。
また、ページの情報が読み込まれた時点でアクセス情報が解析サーバーに蓄積されるため、リアルタイム解析も可能です。
ただ、ユーザーがページを読み込んでいる途中でキャンセルを押したりすることでJavascriptが作動しなかった場合にはアクセスが正しく把握できないというデメリットがあります。

パケットキャプチャリング型

こちらはwebサーバーに設置されているネットワーク上に監視ツールを設定して、ユーザーから行われるページリクエストに対してのレスポンスの際に発生するパケットデータをキャプチャリング(捕まえる)することで、アクセス解析サーバーにデータをためていくという方法です。

この方法ではリアルタイム解析が行えるという点だけでなく、Javascriptなどが作動しないブラウザや端末でのアクセス解析を行うことができるというメリットがあります。
ただ、導入する際には専用の解析サーバーを設置しなければならないため、導入費用が高くなる、時間がかかるというデメリットがあります。
さらに外部のASPサービスを利用していると、アクセスログが外部ASPサーバーに蓄積されてしまうのでアクセス分析を行えないということもあります。

アクセス解析ツール資料一覧

上記を踏まえた上でクラウドレーダーにて掲載されているアクセス解析ツールに関する資料をご紹介します。
興味があれば是非ダウンロードしてみてください。

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リモートユーザテストを行なうと、アクセス解析などの定量データでは分からない「具体的な課題」を発見することができます。UI/UXの専門家ですら分からないような業界固有の本質的な課題を、ユーザテストを使えば誰でも簡単に把握することができます。

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QRコードと短縮URLサービス「QRouton」 | 株式会社KADOKAWA Connected

QRoutonは、リンク先をいつでも変更できるQRコードと、短縮URLを提供するWebサービス( qrtn.jp )です。
DTPでポスターやフライヤーを作る機会が多い企業様にぜひご活用いただきたいです。

■特徴1.読み取りやすいQRコード
アクセス解析用のパラメータを付けて長くなってしまったURLをQRコードにすると、目が細かくなり、カメラで撮影しにくくなります。
QRoutonは短縮URLを元にQRコードを作りますので、目が細かくならず、読み取りやすいです。

■特徴2.リンク先の変更ができるQRコード
例えばフライヤーなどに印刷してしまうと、通常のQRコードはリンク先を変更できませんが、
QRoutonのQRコードは印刷後でも、何度でもリンク先を変更できます。

■特徴3.リンク先が決まってなくてもQRコードを作ることができます
通常のQRコードは基となるURL(文字列)が決まっていないと作成することができませんが、
QRoutonの場合は決まっていなくても作成することができます。
URLが決まったら管理画面から設定するだけです。

■特徴4.qrtn.jp/xxxxx のような短縮URLが使えます
QRコードを作る際に短縮URLを一緒に作成します。
この短縮URLはそのまま短縮URLとしてもお使いいただけます。

■特徴5.独自ドメインの短縮URLも利用可能
qrtn.jp/xxxxx という短縮URLを提供していますが、独自ドメインを利用することもできます。

■特徴6.何回QRコードが読み取られたかのアクセス解析
アクセス解析用のパラメータをURLに付与しなくても「何回QRコードが読み取られたのか」「短縮URLが何回クリックされたのか」がわかるアクセス解析機能がついています。

■特徴7.QRコードのリンク先をスケジューリングできます
リンク先に公開開始・公開終了を設定することができます。

QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

https://cloud.media-radar.jp/detail1412.html

アクセス解析ツール機能一覧

アクセス解析ツールにはさまざまな機能が備わっています。
そこでここではそれらの機能の中から主なものを紹介していきます。

複数サイトを横断して分析する

複数の部門、部署で違ったサイトを運営している場合にはアクセス解析を行おうとすると、それぞれのサイトで行う必要があり、非常に手間がかかります。
しかし独立してサイトを分析していると、それぞれのサイトの関係性やどのような影響を与えているのかということがわかりません。
しかし複数サイトを横断して分析できる機能があれば、複数サイトを一元管理できるようになり、それぞれの部門のサイトを総合的に解析することが可能となります。

他のツールやシステムとの連携機能

基本的なシステムと連携することができるものが多いのですが、製品によってはBIツールや顧客情報データベースなどのツールシステムと連携することができるものもあります。
こうした他のツールと連携することで、どういった顧客がサイトを訪れているのかという分析をより細かく行うことが可能となります。
詳細な分析、解析を行っていくために必要な機能だと言えます。

アクセス解析ツールの選び方ポイントの紹介

アクセス解析ツールには色々な種類があり、自社に適したものを選ぶということが効率よく利用していくために必要となります。
ここではアクセス解析ツールの選び方のポイントを紹介していきます。

自社の問題点や課題を解決できるものを選ぶ

どういったツールでもそうですが、導入する際には導入目的をはっきりさせる必要があります。
自社にどういった問題点や課題があって、それを解決することができるツールはどれなのかということを念頭において選ぶ必要があります。
アクセス解析ツールでは、
・サイトを訪問するユーザーがどういった動きをしているかを把握する
・サイト内で自社の製品を売りたい、興味を持たせたい
・特定のユーザー情報を収集するため
などの目的に合わせて、その機能に強みを持つツールを選んでいくと良いでしょう。

自社に合った種類のツールを選ぶ

アクセス解析ツールは「サーバーログ型」など、データの取得方法、収集方法が違うタイプに分かれています。
自社の予算やサーバーの設置状況などに合わせてツールを選んでいくことも重要です。

また、クラウド型なのかパッケージ型なのかという選び方もあります。
自社に専門知識を持つ従業員が少ない、導入コストを安くしたいという場合にはクラウド型がおすすめです。

アクセスツール導入後の注意点

アクセス解析ツールは導入をしただけでは十分な効果を上げることはできません。
ツールを導入してからもいくつか注意する部分があります。
ここではそういった注意点について紹介していきます。

まず、アクセス解析ツールを使用することで、アクセスが多いページとアクセスが少ないページが発見できます。
この際、アクセスが少ないページを改善することも重要ですが、アクセスが集中しているページ、「ボリュームゾーン」と呼ばれる部分をさらに強化することで、比較的早く結果を出すことが可能となります。

特に注意する部分としては、
・どういったサイトから流入してきたのか
・どういったデバイスを利用してアクセスしてきたのか
・サイト内で一番はじめに訪れたページはどこか
という点だと言えます。

具体的な項目としては以下のような項目です。
・ PV(ページビュー数):ページが閲覧された回数
・ ユニークユーザー数:サイトを訪問したユーザー数
・ 人気ページ:サイトの中でアクセス数が多いページの一覧
・ 滞在時間:ユーザーがどれだけの時間、サイトを閲覧していたか
・ 検索キーワード:検索エンジンからアクセスした場合のキーワード
・ 直帰率:アクセスされた数のうち、1ページしか閲覧されなかった割合
こういった項目に注目しておくと効率的にツールを利用していくことが可能となるでしょう。

アクセスツールまとめ

自社のサイトを効率的に運用していくためにはアクセス解析を的確に行う必要があります。
アクセス解析を的確に行うことで、サイトがどういった状態なのか、訪れるユーザーはどのような動きをしているのかということが解析されていきます。
ユーザーの動きを解析することで、サイトへの訪問数を増やす、サイト内の商品の売上を向上させるなどさまざまなメリットが発生していきます。
こうしたアクセス解析を行うために、ぜひアクセス解析ツールを利用していきましょう。