ERPシステムは、今や企業に欠かすことができないものとなっています。ERPシステムとは、企業の基幹となる業務を統合して管理できるようにしたシステムです。新しいERPシステムの導入を検討する企業の方も多いでしょう。この記事では、最新ERPシステムの比較やまとめを紹介します。ぜひ参考にしてください。

プロジェクト型ビジネスに最適化されたERP(ZAC Enterprise) | 株式会社オロ

ZAC Enterprise(ザックエンタープライズ)は、Webブラウザを通じてプロジェクト収支から組織全体の利益管理が出来る、クラウド型ERPパッケージです。

1.月次決算の早期化
 経理業務のシステム化により経理作業、月次決算を大幅早期化

2.システム統合による業務効率化
 システム統合により重複入力を無くし、業務効率化、フロー標準化を実現

3.プロジェクト収支の可視化
 プロジェクト収支を正確かつタイムリーに把握し、収支向上を実現

4.個別原価計算の自動化
 労務費・間接費配賦など仕掛計算のシステム化により、原価計算を省力化

5.未来の売上・利益予測
 営業の見込段階から情報を一元管理することで、フォーキャスト分析を実現

6.管理会計にもとづく経営判断
 豊富な管理会計レポートを迅速に出力、的確な経営判断をサポート

https://cloud.media-radar.jp/detail18.html

~中小企業の脱エクセルに~プロジェクト収支のDXはPROCAN | 株式会社シービーティー

「見やすい」「使いやすい」をとことん突き止めた、プロジェクト型ビジネスに特化したクラウドERP。
広告・Web業界、各種制作会社、コンサルティング業界など、プロジェクトごとの収支管理を行う業界で大きなパフォーマンスを発揮します。

◆PROCANの特徴◆
直感的なUIで担当者が操作しやすい
請求書など各書類の電子承認でリモートワークを促進
プロジェクトの月次収支が一目で分かるため、経営の見える化がカンタン
スムーズなデータ管理で経理財務の労力軽減
3アカウント5000円/月~導入可能で圧倒的低コスト
IT導入補助金認定ツール!最大450万円の導入補助

https://cloud.media-radar.jp/detail1484.html

高精度・高セキュア、クラウド型AI自動翻訳「Mirai Translator®」 | みらい翻訳

Mirai Translator®は、ニューラル機械翻訳 (NMT) エンジンを搭載した法人向けクラウド機械翻訳サービスです。
アップデートを続ける機械翻訳エンジンで、語学堪能なビジネスマンと同等の精度の翻訳文をわずかな時間で出力します。
ISO27001、ISO27017を取得した安心の運用環境で、機密性の高い文書も安心して翻訳可能。
今まで翻訳にかかっていた作業時間を削減し、お客様の業務効率化を実現します。

Mirai Translator®では、翻訳したい文章をコピー&ペーストするとその場で翻訳されるテキスト翻訳、ファイルをドラッグ&ドロップするだけでそのまま翻訳後の言語に置き換わるファイル翻訳の二種類の翻訳機能が利用できます。ファイル翻訳はMicrosoft Word、Excel、Powerpointのほか、PDFとテキストファイルにも対応(PDFファイルの翻訳結果はWordで出力)。ブラウザで利用できますので面倒なインストールも不要です。シンプルで操作しやすい操作画面で、導入したその日からどなたでも簡単にご利用いただけます。

カスタマイズ機能も搭載しており、辞書登録機能で固有の商品名など社内特有の用語を登録したり、翻訳メモリ機能で定型表現の翻訳結果を指定したりすることが可能です。登録した用語や定型表現はプロファイル機能で目的に応じて組み合わせ、使用ユーザを指定することができ、社内の翻訳資産を効果的に活用できます。

https://cloud.media-radar.jp/detail800.html

企業経営管理統合プラットフォーム:CCH Tagetik | Tagetik Japan 株式会社

不確実性の高い時代であるからこそ、想定外の事態が企業経営に与えるインパクトを予測し、自社の実態把握と予測をリアルタイムに行い、経営の意思決定を迅速に行っていくことが重要になります。そこで注目されるのが、将来予測や予実管理などが可能になるEPM(Enterprise Performance Management)ツールです。導入を検討されているお客様にEPMのメリットや、ツールを選択する際のポイントなどをわかりやすくご紹介します。

●EPMの導入により得られるメリット
✓予算編成や利益計画の見直しなど経営管理における業務プロセスの標準化
✓販売部門・製造部門、グループ会社などの組織横断的な情報のリアルタイム共有
✓統合管理データ(販売計画、人員計画、生産計画)による正しい経営判断の支援
✓企業価値向上のための事業ポートフォリオ・マネジメントの実現
✓非会計データを活用した将来の予測・シミュレーション

●機能の特徴
CCH Tagetikは1製品で 「予算管理」「連結管理」「開示/報告」 の3つのモジュールを網羅し、必要な各種機能を取り揃えております。
ご要件に即したモジュールをご契約いただき利用することが可能です。
企業単体での業績管理から、グループの連結業績管理まで、企業の成長や事業規模拡大に合わせて、段階的にシステムを拡張することが可能です。

https://cloud.media-radar.jp/detail1473.html

クラウドメール・メールホスティング「Enterprise Mail」 | NTTコミュニケーションズ株式会社

Enterprise Mail」は、NTT Comの国内データセンターにて運用する、安心・安全のクラウドメールサービスです。
ご利用形態も、お客さまの要望に沿って、NTT ComのVPNからの接続、Internetからの接続いずれも選択可能です。
迷惑メールフィルタ・ウイルスチェックといったセキュリティ機能は基本メニューにて提供し、ドメインやDNSといったメールサービス利用上必要となる機能や、スケジューラ、社内SNSといったコミュニケーションツール、アーカイブなどの内部統制の強化を実現できる各種オプションメニューを用意し、幅広いお客さまのニーズに対応しています。

https://cloud.media-radar.jp/detail254.html

Microsoft Dynamics(ダイナミクス) AX | 日本マイクロソフト株式会社

Microsoft Dynamics AXはMicrosoft ERP ソリューションです。
私たちの日々の働き方を変革させることとスマートな業務ソリューションの両方がそろうことで、業務の効率やより短期間で実績の向上を推進することができます。クラウドとモバイルのテクノロジーを集約した Microsoft Dynamics AX によって、迅速な意思決定が可能になり、業務プロセスの改善をしながら、事業成長の機動力となります。

●システム企画

IT 投資で事業の成長

経営方針や長期的な事業計画に基づいて、短期間で導入し効果を得られる、拡張性の高い業務ソリューションを構築できます。いつでもどこからでも、使い慣れたデバイスから使いやすいユーザーインターフェイスの Dynamics AX を使用し、業務分析や情報に基づいた意思決定が可能になります。

●財務会計

財務部門による業績向上

財務会計の責任者には、全体像をとらえて効率よい業績を上げることが求められています。適切な情報に基づいた戦略的な方針を定めるには、正しい情報を得る必要があります。Microsoft の分析ツールが組み込まれた Microsoft Dynamics AX では、会計における方針策定に必要な分析結果を得られ、顧客のニーズをとらえることができます。

●小売り

Microsoft Dynamics AX で顧客の心をとらえるサービス提供

小売業のお客様は、店舗だけではなく自社の Web サイト、モバイルアプリ、サードパーティーの評価サイトなど多くの場で、自社ブランドに接しています。さらにサービスは迅速で、自分の要望に合ったものであってほしいと感じています。Microsoft Dynamics AX は顧客の潜在ニーズをとらえ要望に応えるリテール ソリューションを提供します。

https://cloud.media-radar.jp/detail252.html

Web会議システム「LiveOn(ライブオン)」 | ジャパンメディアシステム株式会社

Web会議システムLiveOnの特長を3つのポイントからご説明します。
・高品質(クリアな音声となめらかな動画映像)
・高機能(便利で高機能なツールを多数搭載)
・簡単操作(ブラウザから簡単に会議開催)のWeb会議システムLiveOnをご確認ください。

◎高品質

LiveOnは完全自社開発製品であり、音声遅延と音切れを防ぐ高度な独自技術を採用しています。これにより、通信環境が芳しくない海外拠点や負荷がかかる多拠点での接続時でも、音声の途切れや遅延を回避し、ストレスのないクリアな音声を実現しています。
また、LiveOnの音質はCD品質に近い32KHzです。一般的なWeb会議システムが電話レベルの8KHzから11KHzであることと比較するとトップクラスの品質を誇っています。さらに、画質についても、最大でハイビジョン画質(1280×720)に対応しています。ご利用環境に合わせた映像フレーム数(最大30フレーム)と、解像度(標準:80×60~640×480/ オプション:720×480~1280×720)を選択することで、臨場感のあるなめらかな映像でのコミュニケーションが可能です。

◎高機能ツール

Microsoft Excel・Word・PowerPoint・PDFといった資料を参加者と共有できる資料共有機能をはじめとして、ホワイトボード、録音録画、メディア再生などの多彩な機能を搭載しており、会議だけでなく研修やセミナー、イベント配信、BCP対策など様々なシーンでLiveOnを活用することが可能です。さらに、英語・中国語にも対応しており、海外拠点からも安心してご利用いただけます。

◎簡単操作

面倒な操作は一切不要です。ブラウザや会議招集メールから簡単にログイン/会議スタートできます。また、資料共有・ホワイトボードなどWeb会議に欠かせない各種機能や各種設定画面も、画面上のアイコンをクリックするだけでご利用いただけます。パソコン操作に不慣れな方でも直感的に操作が可能です。

https://cloud.media-radar.jp/detail153.html

Oracle ERP Cloud | 日本オラクル株式会社

Oracle ERP Cloudは、以下のケースに最適です。

-グローバル標準の Oracle ERP Cloud なら海外進出の即戦力になります

・海外進出、拠点拡大、事業多角化など企業の成長を手助けし、拡散しがちな業務を標準化しコストダウン
・グローバル対応(複数の通貨、言語、各国法制度)と複数会社対応機能により、ガバナンスとIFRSへの対応も万全
・システム運用コストを最低限に抑える

-周辺業務への拡張性があるのはオラクルだけ。将来も安心です

・財務会計・管理会計、販売・購買・物流、人事など、企業活動に必要な業務領域を広くカバーし全体の業務プロセスを最適化
・業務横断的なデータ中心の統合性により「全体活動の見える化」とトレーサビリティも確保
・SaaS なので、必要な機能を必要な時に必要な分だけ、迅速に利用・停止することができる

-実績あるクラウド基盤で万全なセキュリティ。しかも低コストで迅速に導入できます

・オラクルだからこそ実現できた高度なセキュリティで、大事なデータを守る
・クラウドでシステム運用コストをミニマムに抑制できる
・迅速な立ち上げで効果を早く享受できる

https://cloud.media-radar.jp/detail102.html

Microsoft Dynamics(ダイナミクス) NAV | 日本マイクロソフト株式会社

Microsoft Dynamics NAV は中小企業向けの ERP ソリューションで、サプライ チェーン、製造やオペレーション業務を便利にしながら財務管理基盤を強化できます
。迅速に導入できて使いやすく、お客様の成長戦略を支える力を備えています。

機能の紹介

Microsoft Dynamics NAV と Office 365 があれば、事業目標達成のために必要な業務の機能を満たし、使いやすく信頼性の高い環境を作ることができます。

財務管理および会計:資金や入出金、資産などを管理します。
サプライ チェーン、製造、オペレーション:製品、在庫、発注や取引先の管理をします。
マーケティング、営業、サービス:キャンペーン、営業案件、取引先担当者やサービス契約を管理します。
プロジェクト管理:見積もりの作成、プロジェクトの追跡、およびリソース状況の管理を行います。
ビジネス インテリジェンスおよびレポート:リアルタイムで把握および分析して、実績を追跡し、洞察に基づいて行動可能になります。
複数通貨への対応:複数通貨への対応と言語機能で、グローバルな事業展開に使用できます。

https://cloud.media-radar.jp/detail101.html

ERPシステムとは?基本情報から分かりやすく解説

ここでは、ERPシステムを基本から分かりやすく解説します。詳しく見てみましょう。

ERPシステムとは?
ERPシステムとは、「Enterprise Resource Planning」の略で、「統合基幹業務システム」と呼ばれています。他にも、ERPパッケージや業務統合パッケージなどさまざまな呼び方があります。企業の基幹となる業務である、財務会計、人事給与、生産、物流、販売などの業務を統一し、情報を一元管理するためのシステムです。

ERPシステムでできること
ERPシステムでは以下のようなことができます。

・財務会計管理
・販売管理
・購買管理
・顧客管理
・在庫管理
・営業支援管理
・人事給与管理

このように、企業の基幹業務を一通り備えたものがERPシステムです。

ERPの由来
従来、「ヒト」を管理する人事システム、「モノ」を管理する販売管理システム、「カネ」を管理する管理会計システムなどといったように、企業の経営資源は別々のシステムで管理されていました。しかし、ヒトの管理やモノの管理も、全て「カネ」である会計システムへの入力が必要だったり、業務間での情報の受け渡しが発生します。そこで、バラバラであった業務を統一する必要があり、ERPシステムが登場しました。一つ一つ別のシステムであったものが、統一されることで、業務の効率化や情報の一元管理につながります。

基幹システムとERPシステムの違い
基幹システムとは、企業の経営に必要な「財務会計システム」「人事労務システム」「販売管理システム」などの、独立したシステムのことです。基幹システムでは、部署をまたいだやりとりにはデータの連携が必要になります。一方、ERPは「統合基幹業務システム」と呼ばれ、それらのシステムがまとまって一つになったものです。システムを統合することで企業の経営資源を有効に活用することができます。

ERPシステム導入で何ができる?目的やメリットについて

それでは、ERPシステムでは何ができるのでしょうか。ここでは、ERPシステム導入の目的やメリットについて説明します。

社内のデータを一元管理できる
ERPを導入する目的やメリットの一つ目は、社内のデータを一元管理できることです。バラバラの基幹システムで管理する際には、必ず情報の連携が必要になってくることがあります。その時にデータの取り込みや書き出し、加工を人の手で行う必要が出てくるため、ミスや人的コストがかかってしまいます。また、データの連携に時間がかかってしまいリアルタイムで情報の更新ができないことも問題です。

一方、ERPを導入すると情報が同じデータベースで一元管理されるため、データの収集や加工などの業務が効率化でき、リアルタイムに情報を更新できます。また人の手によるミスも減少させ、人的コストを削減することができます。

業務効率が向上する
目的やメリットの2つ目は、業務効率が向上することです。部署をまたいでの業務が必要な時、社内間の連絡やデータの再入力をする必要がなくなります。例えば、顧客から注文がきた時に販売管理システムに入力しながら、在庫管理で在庫や納品スケジュールなどを確認する際などに使用されます。2重、3重のデータ入力を減少させ、部署間の確認作業も減らすことができるため業務効率が格段に向上します。

経営の可視化
目的やメリットの3つ目は、経営が可視化できることです。多くのERPでは、「経営分析機能」が搭載されています。経営分析機能では、データを可視化し、それらを理解しやすいようにグラフや図で表示します。売上や在庫、人事の情報などが可視化できるため経営者は好きな項目をいつでも確認することができます。

迅速な経営判断ができる
4つ目は、大量のデータをリアルタイムで分析し、迅速な経営判断ができることです。ERPでは、データを一元管理しているため判断材料をリアルタイムですぐに確認することができ、迅速な意思決定が可能です。また大量のデータを集計・分析する機能があるため、時間をかけずに必要な時にデータを集計・分析でき、素早い経営判断をすることができます。

内部統制の強化
5つ目は、内部統制(ガバナンス)を強化できる点です。システムがバラバラであれば、それぞれに異なったセキュリティポリシーを適用させなければいけません。しかし、情報を一元化することで、セキュリティポリシーも統合管理され企業の全てのシステムを保護することができます。これにより経営者がコンプライアンス違反を把握しやすくなり、内部統制を強化することができるのです。

ERPシステムが持つ重要な機能を紹介

ERPシステムは、大まかに「業務に関する機能」と「システムに関する機能」に分かれます。詳しく見てみましょう。

業務に関するERPの機能
業務に関する機能を説明します。

・販売管理機能
自社の製品やサービスを販売するための機能です。仕入れ・発注・出荷・納品など販売に関する業務を管理できます。これにより、受発注入力ができたり市場の動向を分析することができます。自社の販売システムに合ったカスタマイズが必要になるでしょう。

・生産管理機能
自社の製品を生産する機能をいいます。原材料の仕入れから、作業する人の配置、生産の作業工程まで管理します。同じ製品を繰り返し生産するのか、顧客に合ったものを特注生産するのかで機能が分かれます。

・財務会計機能
社外の利害関係者に会社の経営状態を説明するための、財務データを管理して集計・分析する機能です。経営者は固定資産などの管理を行い、財務諸表に基づく決算書を作成する必要があります。そのため、「買掛金管理」や「売掛金管理」、「固定資産管理」などのサブ機能があります。

・債権・債務管理
売掛金の管理や、債権消込、請求書の銀行振込による支払いを管理する機能です。サブ機能として「消込機能」や「売掛金・買掛金一元管理機能」などがあります。財務会計や販売管理などの他のシステムと連携しており、即時にデータ反映ができることが特徴です。

・人事管理機能
従業員の情報を管理する機能です。組織の設定や扶養情報、役職の管理機能などが該当します。また、自社の社員の保有資格や研修の受講状態を管理する機能もあります。近年ではマイナンバーの管理機能を有するものも出ています。

システムに関するERPの機能
システムに関する機能を紹介します。

・セキュリティ機能
ERPには、ログイン時の高度な認証機能やデータの暗号化、ログ管理機能などがあり、それらを設定することでセキュリティを向上させることができます。また、管理者がトランザクションデータを監視することもできます。

・バックアップ機能
ERPはデータを一元管理しているため、データのバックアップは重要です。ERPには、自動でバックアップを取得する機能があります。データのバックアップは、毎日や毎週の定時に自動で行われます。

ERPシステムは大きく4種類!自社に合ったタイプを選ぶには?

ERPシステムは、大きく4つに分かれます。「どこに作るか」で、クラウド型とオンプレミス型、「どのように作るか」でパッケージ型とフルスクラッチ型に分かれています。

クラウド型
クラウド型ERPは、インターネット上にシステムを構築する方法です。ソフトウェアやサーバの購入が不要で、インストールの必要もありません。クラウド上で運用するため、導入コストを削減でき、自社でのサーバの運用コストもかかりません。比較的短時間で利用を開始できる点も特徴です。さらに、近年はテレワークの導入で、インターネットがあればどこからでも接続できる点にも注目が集まっておりおすすめです。

ただし、自社のデータをクラウド上にあげるためセキュリティ上の不安が残ります。

オンプレミス型
ソフトウェアを購入し、サーバにインストールして運用まで自社で行う方法をオンプレミス型ERPと呼びます。自社にとって必要な機能をカスタマイズし、組み合わせることができるほか、既存のシステムと連携が容易な点が特徴です。セキュリティも自社で管理するため安全にデータのやりとりができます。ただし、サーバの導入やソフトウェアのインストールで導入コストや運用費用がかかる点がデメリットでしょう。

パッケージ型
パッケージ型は、必要な機能があらかじめパッケージ化されているERPシステムです。必要な機能が購入時から備わったシステムを購入するため、導入の期間とコストが抑えられる点が特徴です。導入時の開発の期間が短く、特注システムとしてシステムを1から開発する必要がないため費用も安く抑えられます。ただし、パッケージ化されているものを購入するため自社の既存システムとの連携が難しいことがあり注意が必要です。

フルスクラッチ型
フルスクラッチ型は、自社に合わせてオーダーメイドに機能を組み合わせることができます。企業独特の機能やシステムがある場合、パッケージ型だと対応できない場合がありますが、フルスクラッチ型だと0からシステムを作るため、自社に対応した様々な機能を組み込むことができます。ただし、オーダーメイドで自社にしか適用しないシステムを作るため、開発費用と期間がかかることがデメリットです。

クラウド型ERPシステムまとめ

ERPシステムは、企業の基幹システムを統合したシステムです。データを一元化できるため、データ連携が容易で業務効率が向上したり素早い経営判断ができることがメリットでした。ERPシステムの種類には4種類あり、クラウド型ERPシステムだと導入費用とコストを抑えることができおすすめです。この記事がクラウド型ERPシステムの導入を検討している方の参考になれば幸いです。