株式会社SceneLive(シーンライブ)
マーケティング部
中島 麻美様

現在までの貴社の歩みを教えてください

当社は、創業の2011年にアウトバウンドコールシステム「List Navigator.」を開発し、提供を開始しました。

List Navigator.は、電話アポイントの効率に課題を感じる企業のアポイント効率を最大化させるためのシステムです。
アポイント効率と一口に言っても、単純に電話をかけるスピードだけとは限らず、教育や管理、データ分析が課題の場合も多く存在します。
本システムは、電話の発信効率はもちろん、あらゆる情報を見える化し、それぞれの企業における効率への課題解決を支援することが可能です。

また、当社は⼀貫して「現場が選ぶNo.1システムを提供し続ける」という想いから必死にお客様の声に⽿を傾け、可能な限りシステムに反映し続けてきました。

どんなに⼩さな悩みや要望であっても、多くの改善が組み込まれたシステムは利便性や愛着を⽣み出し、愛着のあるシステムは現場のモチベーションや⼀⼈ひとりの⽣産性を⾼める⾜掛かりになります。そんな⼩さな努⼒を積み重ね、今では延べ3,000社以上もの企業をご⽀援させていただいております。

サービスの強みを教えてください

1点目の強みは、リアルタイム分析を活用した営業戦略の判断ができることです。

List Navigator.では架電結果を蓄積し、アポ獲得に有用な時間帯やリストを自動で洗い出すことができます。
一般的にアウトバウンド業務は「行動量の勝負」と考えられがちですが、行動量と緻密なデータ分析の掛け合わせからリストを精査することが最も効率よく成果を出すポイントです。また、行動量が多くてもアポイントが取れないと、営業組織としての見込みも立たず、事業拡大のチャンスを逃します。

売上アップへ最短距離で向かうため、List Navigator.が導き出した結果から打ち手や戦略を考え、市場の成長スピードに負けない効率的な営業活動が必要になります。

2点目の強みは、徹底したユーザービリティの実現です。

近年、コールシステムは多機能になる傾向が強く、架電業務をされるオペレーターの方、管理責任者の方から「使いやすさ」を求められる場面が増えました。弊社では、10年以上コールシステムの開発を行ってきたこともあり、常にお客様の声を反映しながら開発を進めており、現在までに2,500回のアップデートを行いました。この点は高く評価をいただいており、徹底した顧客視点を貫いてきた結果だと考えています。

3点目の強みは、導入障壁の低さです。

コールシステムは、膨大な選択肢から自社に適したサービスを選ぶ必要があります。その際に重要なポイントの1つは、導入障壁の低さです。主にランニングコスト、サポート体制が挙げられます。弊社のシステムは、複数の架電モードや管理機能を搭載し、多機能ながらもできるだけ安価な価格で提供できるよう、業界最安値レベルでの価格提供を目指しています。

そして、サービス導入後に最も問題になるのが組織内での定着です。定着させるには、運用ノウハウの活用や疑問点をすぐに解消できるサポート体制が必須ですが、どちらの領域も専属部門を配置しており、長年にわたり弊社サービスをご利用いただいているお客様にも喜ばれています。

過去のサービス活用事例を教えてください

1点目は、分析機能を駆使したアポイント獲得率の改善です。
通信業の販売代理店様の事例です。

導入前の課題として、日常的に10万件を超える膨大なリストを管理し、アポイントを獲得する必要がありました。しかし、エクセルや紙での管理はリストの多さに耐えきれないだけでなく、取り扱い商材とリストの相性も考えながら戦略を組み立てなければならず、非常に多くの時間を要していました。

導入前はとにかく1日の架電数を増やし顧客と接触することでアポイントを担保していましたが、偶然に相性の悪いリストが続くと実績が伸び悩むこともあったそうです。そこで、List Navigator.のリアルタイム分析を活用し、「商材」や「地域」とリストの組み合わせでアポイント率や件数を比較したところ、リストによる差が見られたため、各オペレーターへ配分するリストを事前に決めてから割り当てるように変更されたとのことです。

すると、アポイント効率が約2倍近くまで上がり、安定的に実績を残すことができるようになったと評価いただきました。弊社が目指している「データのかけ合わせ」による戦略分析の成功例として、お客様の事業に貢献できた良い例だと考えています。

2点目は、音質による業務スピードの改善事例です。
実際に弊社システムにお乗り換え頂いた事例です。

弊社システム導入前は、他社コールシステムを使用されていたのですが「通話時に切れることが多い」「ところどころ聞こえなくなることがある」などの音質に課題を感じながらの業務に不安を抱えておられました。

クラウド電話は便利ですが、インターネット環境を利用するため、運用方法によっては音質に影響します。そのため、弊社では安定した運用方法を提案しつつ、10年間の開発力で培ってきた技術力から、音質面を含めたサービス品質の底上げに注力してきました。その結果、他社様から乗り換える際に音質面や安定性が1つの要因となることも多くなってきています。

音質は、顧客とのコミュニケーションを円滑に取るうえで最も大切な要素であるため、こういった部分で乗換え導入をしていただけることは、弊社の高い技術力が一定の評価をいただいていることにつながり、大変に嬉しく感じています。

今後の展望をお聞かせください

今、⽇本の営業・コールセンター業界では急激な変化の時を迎えています。テクノロジーの進化、労働⼈⼝の減少、⽣活者の価値観の変化、パンデミックや災害対策など、社会情勢に合わせた企業の変化は⼤⼩関係なく求められています。

私たちは、このような変化に挑戦する企業と真剣に向き合い、スタートアップのようなスモールビジネスでも導⼊できる⼿軽さとスピード感のある課題解決に挑戦することで、⽇本経済の活性化に対しても⼤きな役割と責任を果たしていくことができると考えています。

社名であるScene Liveは信頼がベースになっており、今後も「信じて頼られる存在になる」ことを最も⼤切な⽬標として掲げ、パートナーとともに悩み、共にチャレンジできる関係を構築することで、企業の成⻑につながるシステムを提供し続けてまいります。

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