weport finderとは?

weport finderとは、株式会社Senecaが提供している、組織の健康状態を可視化するとともに今後の戦略や教育計画の中心になり得るコア人材を特定したうえで課題を整理してくれるタレントマネジメント診断です。
人材をコントロールするのではなく、「才能を解き放つ」という視点から開発された「weport finder」。
社内でのタレント人材の発掘に課題を抱える方、組織やパフォーマンスに課題を感じている方にぜひおすすめのサービスです。
今回はそんな「weport finder」の特徴やポイントについてご紹介していきます。

従来の組織マネジメント

従来の組織マネジメントは、「コントロール/管理」という感覚が主流でした。効率的な管理と統制を行うために階層(ヒエラルキー)と機能(縦割り)型の組織でした。また、「年功序列/直線的成長」という部分もありました。内部公平性を意識した年功序列型組織であるゆえに、早期抜擢が限定される組織です。そうした組織マネジメントを続けていると以下のような課題が出てきます。

・組織の中で本当に大切なコア人材が埋もれる
・組織に大きなプラスの影響を与えるコア人材が定着しない
・組織になんとなくの閉塞感がある
・最優先で経営資源を投下すべき人材がわからない
・「誰を」「どのように」育成すべきか明確でない
・メンバーの生産性が落ちる
・達成意欲が低下する
・新しいアイディアが出てこない
・社運を左右するプロジェクトの適任者がわからない

これらのような、企業が抱える課題を「weport finder」であれば、200社・6万人の回答データのアルゴリズムをもとに解決していくことができます。
以下からは「weport finder」について詳しくご紹介していきます。

「weport finder」導入のメリット

①組織の健康診断を行い現状を可視化!

「weport finder」では、200社6万人のサポート実績を基に、組織が非連続に成長するための指標を5つに表しています。
それらは、「成長性」「一貫性」「共鳴性」「社会性」「人間性」の5つの指標です。
・成長性
組織として「本来の成長ができているか」をはかる指標
・一貫性
組織として「結果(売上や利益など)が出しやすい状態か」をはかる指標
・共鳴性
「社員がどれだけ会社が好きか」また「社員がどれだけ会社が自分ごとか」をはかる指標
・社会性
組織として「自己満足ではなく、本当に社会と向き合っているか」をはかる指標
・組織として「社員を人として大事にできているか」をはかる指標

これらの5つの指標を用いて、組織活性化の課題や現状を可視化し、組織改善につなげることができます。

②コア人材・スター人材の可視化・分析・活用をサポート!

「weport finder」では、コア人材を「逸脱性」と「調和性」という特性を高水準で持ち合わせている人材と定義しています。
それらを人材ポートフォリオにて、だれがどのような位置にいるのか可視化します。こうすることで、「逸脱性」「調和性」どちらも兼ね備えた、組織のイノベーションを起こしうる中心人物群を導きだすことができます。また、そのコア人材群の中の最優先特定人物として、組織が次の成長を描くためのキーマンとなるスター人材をも可視化することができます。
「weport finder」では、コア人材が可視化されるだけでなく、同業界他社・従業員数規模との比較や部署別・役職別比較などの詳細な分析も行うことができ、さらに、コア人材の特徴や組織への活かし方、コア人材の中心とした組織活性の具体ステップの明示などコア人材の活用までサポートします。

「weport finder」まとめ

ここまで、「weport finder」の特徴についてご紹介してきました。
目には見えない、組織の課題や組織のイノベーションを起こしうる中心人物であるコア人材を可視化することは、組織の成長と変革に重要な過程であると言えます。
「うちの会社のコア人材はだれだろう」「見落としていた組織の課題はなんだろう」そう少しでも感じていただけた方は、「weport finder」を導入して組織と人材の可視化をしてみませんか?