Fuelune(ふえるん)は、ローカルディスクとオブジェクトストレージ(クラウド)*1を自動連携させるアプリケーションです。
アプリを導入すれば、無制限に拡張(スケーリング)できるオブジェクトストレージを、
まるでローカルディスクのように扱えるようになります。
ローカルディスクの容量そのままで、大量のデータも快適にご利用いただけます。
◆従来のクラウドストレージサービスとの違い
従来のクラウドストレージサービスにおいて、ローカルディスクとクラウドストレージを同期させるには、その両方に同サイズのファイルを保持する必要があります。
このため、データが増えるとそれに応じてローカルディスクも増設する必要がありました。
一方『Fuelune』は、ファイルを自動でクラウド上のオブジェクトストレージに保存すると同時に、ローカルディスク上のファイルサイズをわずか1キロバイト以下のショートカットファイルに変換します。
これにより、ローカルディスクの容量を大幅に節約することが可能となり、データが増えた際にもローカルディスクの増設はほぼ不要となります。
また、ショートカット化されたファイルを利用する際は、ショートカットファイルをクリックすることで、クラウド上のオブジェクトストレージからデータが自動で転送され、ローカルディスクのショートカットファイルがオリジナルファイルに変換されます。
このため、ユーザーはクラウドストレージ専用アプリケーションやコンソール画面などにアクセスすることなく、クラウド上にデータを保存していることを意識せずに、ファイルをお使いいただけます。
◆下記のような利用シーンにおいては特に高い効果を発揮します。
・既存システムのバックエンドで容量の大きな画像、動画などを扱っている場合。
・利用頻度は低いが廃棄することのできないデータを多く保持している場合。
■使うときだけローカルディスクへクリックだけの簡単操作
データを利用したい場合は、ショートカットリンクをクリックするだけでOKです。
すぐにオブジェクトストレージからデータが転送され、ローカルディスクのショートカットがオリジナルデータに変換されます。
クラウド専用のページにアクセスしたり、共有サーバに接続したりする必要はありません。
*1:オブジェクトストレージとは
オブジェクトストレージはデータを「オブジェクト」という単位で扱う記憶装置のことを指す。
ディレクトリ構造で管理するファイルストレージとは異なり、データサイズやデータ数の保存制限がないため、大容量データの保存に適している。
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